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図3−4.ノルトライン=ヴェストファーレン州におけるシュールガルテンの数の推移(Birkenbeil,H.所蔵資料より)

カールスルーエ市で学校ビオトープがここまで受け入れられた理由のひとつに挙げられるのが、カールスルーエ学芸大学におけるビオトープの導入である。学芸大学でも教育学部に在籍する学生が実際に自分たちの手でビオトープを大学構内につくり、学生への指導を行うと共に周辺地域の学校への模範を見せてきた。この大学での事例が刺激となり、各学校に導入されることとなった。また、この学芸大学は、学校ビオトープを導入する学校にアドバイスも与えている。
またバーテン・ヴュルテンベルク州では学校ビオトープをつくる活動が活発で、学校ビオトープの普及啓発活動の一環としてコンクールが行われている。このコンクールで評価の観点としているものを次に挙げる。
● 庭づくり的な観点
● 生態学的な観点
● 教育学的観点
この3つの観点が重視されている。
さらに具体的な評価項目として次のものが挙げられている。

 

 

 

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